
SCENE 01
倉庫の奥で
去年閉めた、おじいちゃんの工場。ほこりをかぶった木箱の中に、古いロボットが眠っていた。ひばりは直した。名前は、ナット。
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TETSUMI-CHO鉄見町(てつみちょう)町工場と商店街の、下町
守りたいものは、
自分の手で作れる。
子どものころ、
何を作りたかったですか?

SCENE 01
去年閉めた、おじいちゃんの工場。ほこりをかぶった木箱の中に、古いロボットが眠っていた。ひばりは直した。名前は、ナット。

SCENE 02
壊れたものを、放っておけない。ネジの音と、油のにおい。開けてみれば、だいたい直せる。

SCENE 03
心配性で、しゃべり方が少し古い。「お嬢、それは危ないでございます」。けれど、いちばん近くで見ている。

SCENE 04
ナットが背中にくっつくと、部品が組み上がってスーツになる。電池は10分。ひばりは壊さない。近づいて、開けて、直して止める。
SCENE 05
ナットが頭に合体すると、フルフェイス。助けた町の人が、部品をひとつくれる。スーツは少しずつ、鉄見町のみんなの部品になっていく。
ロボットが町で当たり前に働く、少し先の日本。
下町・鉄見町(てつみちょう)では、ときどきロボットが原因不明の暴走を起こす。
けれどシルバーワークス社のヒーロー部隊が守るのは、契約している都心の街だけ。
町工場の2階に住む小学6年生、小町ひばり。
友だちが暴走ロボットに巻き込まれかけた日、助けは来なかった。
だから、自分で作ることにした。
工場に残った部品と、おじいちゃんの技術と、倉庫で見つけた古いロボット。
ひばりは壊さない。近づいて、開けて、直して止める。
スーツ「ヒバリ・フレーム」
相棒のナットが背中にくっつくと、リュックの部品が組み上がってスーツになる。腕からはスパナやドライバーが出る。
10分だけのヒーロー
電池は10分しかもたない。家庭用の充電器で、充電にはひと晩かかる。
増えていく部品
助けた町の人が、部品をひとつくれる。スーツは少しずつ、町じゅうの人の部品でできていく。
小町 ひばりこまち ひばり
「だいじょうぶ。直してあげる!」
ナット
相棒ロボット
顔が六角ナットの形をした、手のひらサイズのロボット。心配性で、しゃべり方が少し古い。「お嬢、それは危ないでございます」
小町 源一郎
おじいちゃん・元 町工場の社長
口は悪いが、腕は一流。ひばりのスーツづくりに反対しながら、夜になると黙って部品を削っている。
三木 そうた
ひばりの同級生
暴走ロボットに巻き込まれかけた友だち。ひばりがスーツを作るきっかけになった。
STORY
物語『リペアラーク』
第1話「スクラップの翼」。ひばりが初めて飛んだ日のこと。
LINE STICKER
ナットの毎日
「了解でございます」「充電中…」「直してあげる!」。子どもから大人まで使えるスタンプ。
MUSIC
ひばりの歌
スーツが組み上がる音から始まる、まっすぐな歌。